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近い将来起きるかもしれない南海トラフ地震。被害が大きいとされる都道府県と今考えるべきこと

近年話題ですね。来るかもしれないと言われてる南海トラフ大地震

本記事はもしそれが起きたら被害が大きいであろう地域についてなど。

震源や規模にもよりすぎますし、もしかしたら想定よりもだいぶ大きかったり少なかったりするかもしれません。

 

アイサカ
アイサカ
あなたの街は大丈夫?

そもそも南海トラフ大地震とは

南海トラフ大地震とは

簡潔に説明すると画像にあるような日本列島のすぐ下を伸びる巨大海溝付近を震源とする大規模な地震です。

おおむね90年~150年周期で大きな地震が起きる傾向があり、2018年現在で前回の地震から70年以上が経過しています。いつ起きてもおかしくない状況ですね。

地震調査委員会(文科省が特別設置している機関)は「30年以内にM8~9の地震が起きる可能性は80%程度」と発表しています。

死者・行方不明者は32万人にものぼるのではといわれています。

2011年の東日本大震災は約2万人です。ケタが違いますね。

被害が大きいと予想される地域

やはり南海トラフ近くの沿岸部中心

南海トラフから近い地域がやはり実際に起きた時のダメージが大きく、

特に、静岡県、続いて高知県、和歌山県、宮崎県、三重県や愛知県などが中心に被害を受ける想定です。(地震調査委員会による有識者会議による想定)

静岡や高知では場所により30m超えの津波が想定されています。

静岡では10万人以上の死者・行方不明者がでるのでは?という恐ろしい想定ですね。

震源によりだいぶかわりますし、大都市の名古屋や大阪付近で起きたらさらに被害は膨らむかもしれません。

 

アイサカ
アイサカ
いやあ恐ろしい…日本壊滅的になっちゃいますよこれは…

 

人の被害はもちろんですがほぼ間違いなく物流をはじめ多数の企業が機能不全になり、日本経済が一時麻痺します。どこにいても色々な意味で安心してられないですね。

今、我々にできること

海抜の低い地域は本当に危険。あなたの街は?

どこにいても安心はできませんが、念のため自分がいる地域の海抜はチェックしておきましょう。

海抜が一目でわかる!Flood Maps

 

 使い方

STEP1: Flood MapsのTOPページにアクセス

STEP2: 調べたい場所にズームするマウスやスクロールホイールを使ってズームを調節することができますので、見たい範囲を表示させてください。

STEP3:海抜を選択
左上の「Sea level rise」の右ヨコの数字をクリックします。
知りたい海抜のメートル数を選択すると、地図上にその高さ以下の地域が青く表示され、その海抜より低い土地が一目でわかります。

 

もちろん低ければ低いほど危険ですし、沿岸部の多くの地域で10m以上の想定ですが、30m超え予想の地域もあります。できれば40m以上のところにはいたいところですね。

ちなみに東日本大震災の際は21mを記録した場所もあるそうです。恐ろしい…

そのほかに個人にできること

可能な限り海抜の高い地域への移動、日ごろからもしものためを思い行動するのはもちろんです。

非常時の持ち出し品や備蓄品は各都道府県がHPにのせていたりします。

個人的には高知県のHPのページ(地震に備える!非常時の持ち出し品や備蓄品など)がよかったですね

災害時にはエコノミークラス症候群(長時間座った姿勢などしていると血流が悪くなり身体に様々なダメージが出る症状)を発症しやすいと言われていますので、頭に入れておきましょう。

水分をとり、定期的に屈伸や体を伸ばすことで予防できます。

避難所の情報などは可能な限りいれるようにしておきましょう。

いざ災害が起きてからあたふたしてる余裕はありませんので、常に意識は持っておくことが大事ですね。